佐藤 実希子さんの作品
花材ーすずばら・水仙・藪柑子・立日蔭・枯れ松葉
様式本位にある「敷き松葉」を自然本位として展開した作品です。苔庭ではなく、すずばらの足元に枯れ松葉が吹き寄せられ、その脇に水仙が凛とした姿を見せています。
稲川 理恵子さんの作品
花材ー唐胡麻・しゃが・小菊
唐胡麻は赤く色づいた葉や茎が美しく、また実も特徴的です。葉の美しさを捉えながら直立型にいけました。しゃがを客枝にするか迷いましたが黄小菊を客枝に緑のしゃがを中間に配して色彩のアクセントと両者をつなぐ役目としました。
過去の作品はこちらです!!
川村 幸さんの作品
花材ー行李柳・菊・ゴットセフィアナ
行李柳は柳こうりの材料として栽培されたものです。枝は細く比較的まっすぐに伸び、矯めも効きます。主枝の枝を矯め、枝を整理してしっかりと瓶に据えています。中間に配した3枚のゴットセフィアナのバランスがとても良いです。
奥村 侑加さんの作品
花材ーカンガルーポー・カーネーション
ヒペリカム・イソギク
主枝と客枝にカンガルーポー、副枝にカーネーションを用いています。役枝が平面的に見えないよう挿し位置を前後に多少ずらし、中間にヒペリカム、イソギクを配し全体にバランスの取れた作品になりました。